こぅ

ブルーアワーにぶっ飛ばすのこぅのレビュー・感想・評価

ブルーアワーにぶっ飛ばす(2019年製作の映画)
3.9
箱田裕子脚本、監督デビュー作で、【ドラマ】。

30歳の自称売れっ子CM監督のスナ(夏帆)は、東京で心は荒みきっていた。ある日、病気の祖母を見舞う為、秘密の友達、キヨ(シム・ウンギョン)と故郷茨城へと帰る事になった…。

スナの泥酔キレた いぬのおまわりさん のカラオケ
熱唱punk♫と、その後の寝相が、、必見⁈

兎に角、スナとキヨの対照的なキャラでも息ピッ
タリの絶妙テンポの【掛け合い】が面白い。

この絡みずっと観ていたい。

夏帆の新境地⁈
シム・ウンギョンも上手い。

また、出てくるキャラがほぼ変わり者(父 でんでん)
だったり、キモキャラ(兄 黒田大輔)だったり濃い。

田舎から此の方一歩も出ずで、、都会暮らし〜田舎
に帰郷するという経験は無い為、分からないが、
田舎(これ程では無い)パートには、違和感無い。
田んぼ、朝の味噌汁と納豆、土手、河原、蝉の声、、

スナの実家に行こうが、スナックに飲みに行こうが
、兎に角、脚本(会話)が飽きさせない。


目的の婆ちゃんの見舞いも無事に済ませ、このまま
帰って普通に終わりかな⁈と、思っていたら、、
ラストに【オッ‼︎】となった。


誰もが理想の自分に成れていない。
大切なのは、今の自分で精一杯胸張って生きる事。
こぅ

こぅ