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世界でいちばん悲しいオーディションの世界のネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

 芸能界で生きていくには、かわいさ、かっこよさだけじゃ無理でやっぱり体力、愛嬌、コミュニケーション能力、武器、対応力、勘、運とか必要な条件がいっぱいある。別にマニュアルに書いてある訳でも無いけど、ファンや観客が居てこその仕事で、人から好かれる応援されるってことは、それに相応しい人間じゃ無いと出来ないって事。
 渡辺さんの言葉で、自分を表現するって、「ありのままの自分」じゃダメで、「ありのままの自分を覚醒させた自分」である必要があるって、本質だと思った。キャラを作るとかじゃなくて、これも芸能人に相応しい人間になっていく必要がある。
 努力ってやっぱ大切だと。当たり前だけど、本気で人よりどれだけ出来るか。時間は解決してくれない。
 所々胸が痛くなるシーンもあったが、全部納得がいく。それがこの世界で、事務所のやり方。反する者は落とされる。まさに縮図。
 日数を重ねていくにつれて、皆さんキラキラしていくように見えた。応援したくなる。これが芸能人になっていくって事なのか。
 モモコグミカンパニーさん、可愛い。優しい。
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