芸能事務所「WACK」が九州の壱岐島で行ったアイドルオーディション合宿のドキュメンタリー。
BiSHのモモコグミカンパニーが「誰も受かってほしくない。犠牲者が増えるだけだから」という発言に、アイドル活動の苛烈さの一片を感じゾッとした。
個人的に「人を精神的・肉体的に追い込む行為」に対する嫌悪感が強いので、正直胸糞悪いし反吐が出る。
特にこういう分野はやる気や努力だけではどうにもならない部分が多すぎるからいたたまれないし、やりきれない。
でもBiSHの楽曲を聴いて感動するし、本作も面白かった。
月並みな表現だが、試されているのは彼女たちだけではなく、観ているこちらも同様であるということなんだろう。
デスソースに苦しむ女の子「18歳の女の子が泣いてるのを見て笑ってる大人ばっかり…」
渡辺淳之介「そういう空間なんだよ」
