パワフルねえちゃんが国家を救うために大奮闘…、でもその実態は財政再建だのガバナンスの透明化など、企業としては当たり前のことを約束させられてIMFに通貨危機を助けてもらった時のことを映画化したもの。
はやく国際通貨になりたいというあせりはあるだろうなとは思うけど、それにしては銀行や政府があまりにも経済について無頓着過ぎる。
というか、雑だよね、融資の際に企業調査をしたことがないとかいくら先進国じゃないにしてもあり得ないし。
あとやっぱりIMFもそこ不安だったのかなと思ったのが、「内容を覆さないという覚書(次期大統領候補三人のサインつき)」を交渉前に交わさせたこと…国家のトップが変われば約束していたこともなかったことにされる心配はおおいにあるからね。
しかも韓国ではIMFの介入のせいで経済が混乱したと思ってる人が多いみたいだけど、この映画のように韓国を好きに作り替えてしまおうみたいな組織では絶対にない(笑)
年次総会に私の同僚も毎回行ってるけど、そんな機関ではない(笑)
ま、IMF介入でデフォルト回避出来たわけだから、自国のためにちゃんと国家がプールしとかないとね。
