【その時、政府は何をした―】
1997年に韓国で起こった国の破産危機に、国際通貨基金（IMF）が介入する実話を基にしたお話。
最近鑑賞の続いている、隣国韓国の実話ベースの映画。
今から約20年前に、お隣の国では国が破産するような危機的な出来事が起きていたのを知らなかった。
加えて、国際通貨基金（IMF）という世界の経済を助けるような組織があった事も知らなかった。
韓国政府、銀行、国際通貨基金（IMF）の駆引きが、経済に疎くとも映画の世界に飲み込まれる上手い脚本・演出。
各機関のキャラクターもしっかり作られていて、見応えのあるポリティカルサスペンス映画だった。
国際通貨基金（IMF）の担当者として登場するヴァンサン・カッセルが憎たらしい役を上手く演じていた。
