眼鏡の錬金術師

機動戦士ガンダム 逆襲のシャアの眼鏡の錬金術師のネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

UC0093。1年戦争から約13年後。Ζの時代から6年後の世界線。

ZZ見てないから分からんのかもしれんが、Zで共闘してたはずのアムロとオールバックになったシャアがいきなし闘っているところからスタート。一体この6年で何があったんや。まず情報を整理するのに忙しい。

オールバックシャアはネオ・ジオンの総帥になっており、地球潰しをしたたかに進めている。その背景には全人類をニュータイプへ進化させようという意図があるよう。
アムロやブライトは連邦軍ロンド・ベルという組織に属してシャアの暴挙を止めようとしている。てかブライトって変わり身すごくないか?

シャアは連邦軍に和平交渉を持ちかけたふりをして攻撃を仕掛け、ルナツーを制圧し、アクシズ落としを敢行する。そしてアムロとの最終決戦へ。
結果アクシズはそれてシャアの野望は潰えた。
ただ、シャアとアムロのその後が不明だったり、ハサウェイによるチェーン殺害とか、サイコフレームってなんぞやとか、ひっかかる点はままあって、終わりかたもちょっと唐突だったかなと。
キャラの扱いも雑な感じはしたが、まぁ、戦争ってそういうものかもしれないなとも思うからそれはそれで良かったのかもしれない。

それにしてもミライ顔変わりすぎ。Ζでちっちゃかったハサウェイが主要キャラに昇格。
新キャラのクェスは若干腹立つが、ギュネイは良いキャラだったね。

映像の進化はめざましいものがある。
劇場版サイズってこともあるだろうけど、スピード感に溢れ、ファンネル中心のモビルスーツ戦は最高に楽しかった!

1年戦争からの13年間でバトルのレベルは格段に上がってしまった。
マジレスすると、宇宙空間であんなにドンパチやって宇宙ゴミ出しまくっちゃうと地上から宇宙へ二度と上がれなくなっちゃうよな、と。まぁファーストのときからだけども。