アムロ・レイとシャア・アズナブルの長い因縁に決着をつける作品。
地球に居ながらスペースノイドを支配する地球連邦政府に、シャア・アズナブルは反乱を起こす。手始めに、5thルナをラサに衝突させた。更にシャアは、連邦政府高官と取引の末手に入れたアクシズをも、地球に落とそうとしていた。
シャアはスペースノイドを弾圧する連邦政府に抵抗し、粛正を決行した。アムロは、地球連邦、ロンドベル隊の一員としてそれを阻止すべく戦った。しかし、この二人の因縁はそんな表面上の物ではない。
最終決戦時、舌戦を繰り広げる両者だが、次第に内容がララァを巡る争いにシフトしていくことからも、二人の因縁はとてつもなく根深い物になっていたのが分かる。
ガンダムシリーズの一つの終着点であり、涙無しに観賞することはできないだろう。同シリーズ屈指の名作であるのは間違いない。
