試写会にて。
東日本大震災にて、福島原発の被害を抑えるべく、命をかけた人々の話。
冒頭からいきなり大津波の描写。ここまでしっかりとあの時の津波を描いた映画も少ないんじゃないでしょうか。
当時の事故に実際に関わった彼らと、映画はもちろん分けて評価するのですが、映画として100点!とはさすがに言い難い。細かいところを挙げればキリがないですが、とりわけ海外のニュース描写が気になる、、、。
しかしながら、この出来事を映画にした意義。そしてこれを見て感じること。つまりその先の議論の有無っていうのが、この映画が存在する意味だと思うんです。
命をかけて日本を守りました!ハッピーエンド!ではもちろん良くないわけで。ここまでリスクを孕んだエネルギーに翻弄され、甚大な被害を出したことは事実。今すぐにとは言いませんが、間違いなく使用し続けて良いわけがない。
廃炉に向けての議論が進むことを祈ります。劇中でもありましたが、過去から学ぶことの大切さです。