アルテツファード

Fukushima 50のアルテツファードのレビュー・感想・評価

Fukushima 50(2019年製作の映画)
3.7
誰しもが
忘れる事が出来ないあの日
東日本大震災

その時私は
自分、家族の事を案ずる事で
精一杯だった

テレビ等を通じて
刻一刻と変わる状況を
見て感じてある程度
理解しているつもりだった

想定外の出来事.......
たから仕方がないのか
万全に万全を重ねて
備えて入れば違う対応が出来て
違う結果があったのかもしれない
電力会社幹部の地震後の
対応を見ていると疑心暗鬼になる

しかし
福島原発で働かれていた方々
フクシマ50(フィフティ)
個人の色々な思いを押し殺して
福島を、日本を守る為に
自分の身を呈して行動

この作品を観るまで
こんなに過酷で壮絶な状況の中
人海戦術で日本を
守ってくれた人々がいた事を
知りませんでした

一歩間違えたら
今生きている今この時は
無かったのかも知ない状況だった
「メルトダウン」
その恐ろしさを改めて感じた

決して忘れてはならない
決して再びこの様な状況に
ならない様にしなければならない

最悪の事態にならなかった訳
劇中ではその要因は
今でも判っていないとの
言葉がありました

フクシマフィフティの
身を呈しての行動
日本の人々
そして世界の人々の祈りが
日本を生かして
くれたのかも知れない.......

生き延びた日本を
未来に繋げて行かなくては
と思いました