久しぶりの試写会。東京以外だと作品を選べるほどの機会がないんです、、^^;
ヒロシマ、ナガサキ、そしてフクシマ、、決して忘れてはならないこと。
そういう意味で、あの日あの時あの場所で誰が何をしたのかを知ることはとても大事だと思います。被害に遭われた方への配慮は必要ですが、そういう映画がもう少し作られたらと思います。
「太陽の蓋」という映画と比べて観るのも良いかもしれません。
科学技術を注ぎ込まれた原発も、想定外が起これば、最後はやはり人力に頼らざるを得ない。そしてそれが暴走すると人間の力ではどうしょうもない、、ということを改めて感じました。
今も、いつ暴走するかもしれない脆弱な基盤の上に生活している状況は、何も変わっていません^^;
大画面で観られたので、とても臨場感がありました。役者さんの熱演もいいです。中でも火野正平が一押し。観られて良かったとは思います。
ただ、映画としては違和感の方が強いものになっていたのは残念です。政府、東電、海外、、多方面に配慮した中途半端な描写は、せっかくの現場の人々のリアルな描写の妨げにしか感じませんでした。
下手したら日本の国土の半分が人の住めない地になる恐れのあった未曾有の大惨事なだけに、真正面から描くなら遠慮や忖度なく描いてほしいと思います。今の日本では無理とは思いながら、、。