けんたろう

Fukushima 50のけんたろうのレビュー・感想・評価

Fukushima 50(2019年製作の映画)
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原爆が落とされた国で原発が爆発するおはなし。

外人の演技が普通よりも臭いし、言葉のチョイスも外しまくっている。ニュース映像はがさくて、とても米軍協力を謳っていた映画とは思えない。まるでアメリカのB級映画を観ている気分だ。

一方で渡辺謙・佐藤浩市のパートは、たまの休憩が本当に休憩に感じるほど緊迫しているため、米軍パートがさらに際立つ。この拍子抜けシーンを何度も繰り返すのが本当に嫌だった。



でも、それでも、あの津波に、あの爆発にハンカチを濡らす自分がいた。
事態の収束に尽力する現場、自衛隊の姿にハンカチを握り堪える自分がいた。

「俺たちは自然を舐めていた。」

あの日、あの時、なぜあんな悲惨な事が起きたのか。
そして今も、なぜこんな事態が続いているのか。
全ての答えがその一言に詰まっていた。
やはり自然に神を見出した日本において最悪の事故であったことに間違いはない。

だが、ここは日出ずる国、日本。
桜は今年も咲き、太陽は何度だって昇る。
日本人はどんなことがあっても、必ず立ち上がれる。

これは技術うんぬんじゃあなく、この国の人間が持つ心を、この国の人間が持つ力強さを伝えてくれる素晴らしい作品であった。


……
………

が!!!!
が!!!!!
が!!!!!!
なんてもんを最後に加えやがるんだ!
本当に余計すぎて、腹立たしい事この上ない。なんだってあんなもん付けちまったんだ。

本編中さんざんグシャグシャにしたハンカチのやり場がねぇよ!
おい、このハンカチどうすりゃいいか俺に教えてくれよFukushima50!!