HirotoshiAndo

Fukushima 50のHirotoshiAndoのネタバレレビュー・内容・結末

Fukushima 50(2019年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

あれから12年。
震災を風化させまいと観に行ったその映画館で、上映中に入ってきた男が食べ物を食べつつ観賞。
緊迫したシーンでこずかれ、隣を見たらスマホをいじりだす。
感動的なシーンなのにこの野郎。

TOHOのマナーを叩き込んでやると声をかけようとしたら
どうも男は泣いているみたい。 

声をかけるのをやめ様子をみていると,,,

隣から嗚咽する声が、、、

時折、スマホをそっと見ては胸に抱くようにして、また咽びながら食い入るように見ている。
この男若いけど、もしかしたら,,,

人それぞれ違った人生、福島で育った人達はどんな気持ちでこの作品を見ているのか。
その答えが隣にあった気がした。
上映が終わりエンドロールそこそこで出ていく男は相変わらず世話しなかった。

色々な立場の人がいると思うが、
この作品に触れて真実を知ってこの未曾有の震災に蓋をせず向き合う。
そんな機会を与えてくれる
価値のある作品だったなと思う。