このレビューはネタバレを含みます
予備知識なしで観賞。
ホテル従業員がテロリストから客を守ってヒーローになる感動ものかな、くらいで観たら、9割怖い😨1割感動😢くらいの恐怖映画だった。
テロを追体験させられるような緊迫感。
躊躇も罪悪感もなく、ただただ人を殺していく恐怖もあるし、言葉も含めて意思疎通の余地が全くないことに、より絶望を感じる。
しかも犯人は若者で「搾取された」から復讐すると言っているけど、テログループの中でも「搾取される」側にいることに気づいてないのが悲しい。(同情はしないけど)
“奇跡の脱出劇”にはほど遠いくらい犠牲者が出てるよ。
アルジュンらホテル従業員はよくやったし敬意に値するけど、美談にするには後味悪すぎる。