【乾いた銃声】
パンパン!パパッパパパン!
乾いた銃声がホテルに響き渡ります。
訓練された少年たちが、
冷静にそして容赦なく人々の命を奪っていきます。
まるで自分がその場にいるかのような緊張感です。
ドキドキが止まりませんでした。
死者が174人も出たと言われる、
インド・ムンバイで起きた同時多発テロ。
計り知れない恐怖が伝わってきました。
【自分の命を差しだす覚悟はあるか?】
このテロで多くのホテル授業員が亡くなったそうです。
もし自分だったら・・・
命をかけることが出来るでしょうか?
命を差し出す覚悟を持てるでしょうか?
家族との永遠の別れを覚悟できるでしょうか?
わかりません。
自信もありません。
でも、「そうした勇気を持った人が存在した」
その事実をこの映画は教えてくれます。
【本当に悪い奴は姿を見せない】
どの世界も「本当に悪い奴」は姿を見せません。
これは「仁義なき戦い」を見ても思いましたが、
どの国でも、どの世界でも
若者が鉄砲玉として使われます。
洗脳され捨て駒として捨てられます。
テロは絶対に許されないことです。
しかし、彼らに「異教徒は殺しても構わない」
「天国に行ける。」「これは聖戦だ」と教えたのは誰でしょう?
その人達は姿を見せません。
本当に悪い奴はどこにいるのでしょう?