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ばるぼらのmomominnのレビュー・感想・評価

ばるぼら(2019年製作の映画)
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独特の世界観。
ちょっとダサく感じそうな昭和レトロ感も、
どっちかというとディストピア寄りのSF感が強くて、
手塚治虫大先生の殺伐とした死生感がよく表現されてたと思う。


アトムやレオの見た目は可愛いけど、
火の鳥や仏陀なんかでもわかるように
手塚治虫ワールドというのは結構シュールだよね。
ちゃんとスマホなんかが登場する現代劇にアップデートされてるのに違和感無いんだから、
手塚治虫という人は先見の明があったのか、あるいは人間の本質というものを描いていたのか。


その辺がよく表現できてた感じしたので、よくわからん作品ながら良かった。
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