東京国際映画祭学生応援団

ばるぼらの東京国際映画祭学生応援団のレビュー・感想・評価

ばるぼら(2019年製作の映画)
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<狂喜の世界へようこそ>
✳︎ 🎬コンペティション🎬
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🇯🇵『ばるぼら』
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(あらすじ)
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禁断の愛とミステリー、芸術とエロス、スキャンダル、オカルティズムなど、様々なタブーに挑戦した問題作がついにTIFFに!
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(感想)
都会をなんとも魅力的に、表現した映像美。そしてその映像に、素晴らしくマッチしたjazzの音色。何を隠そう、クリストファードイルさんが撮影監督を務めてらっしゃるので納得。開始15秒でその魅力にどっぷりと浸かります。

物語は、序盤から次第にエロティックかつ、スピリチュアルな世界が広がっていきます。

観賞後のQAで手塚眞監督は、エロティックには大きな意味があるとおっしゃっていました。人と人との交流が、電子機器を通して行えるようになった今こそ、肌と肌を触れ合わせる重要性があるのではないか、と。何もネガティヴに考えずに、エロティックを表現したい、と。

少しずつ咀嚼していき、後味を楽しむ。そんな作品です。



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鑑賞者 みはう
次回上映
11月4日 20時20〜 △@s2