2022/5/12
人生はあっという間に終わる
今を懸命に生きるステラと
親友ポー、そして転院してきたウィル
嚢胞性線維症という難病
肺の疾患で同じ病気を患っている人と接触するとバクテリアが移って危険な状態になる
感染防止のため、6フィート(182.88㎝)離れて接することを常々言われているそう
(タイトルはなぜか5フィート)
同じ病気を患う相手だからこそ
辛さを分かち合って、惹かれていくのに時間はかからなくて…
けれど病気が邪魔をして呼吸と同じくらい大事なスキンシップもできない
手袋してないと手も繋げない…
徐々に心の距離を縮めていくステラとフィル
明るく元気に振る舞うステラの裏側だったり、治療に対して前向きになれず諦めてしまうフィルの内面が見えてくると生きることは選択で義務じゃないなと思ってしまう
日頃から死と隣り合わせで大切な人にも触れられず、それでも治療を受け、生きていかなくてはいけない気持ちを私は分かってあげられない。それなら少しでも病気のことを知り、寄り添いたい