口の悪いねずきち

オオカミの家の口の悪いねずきちのレビュー・感想・評価

オオカミの家(2018年製作の映画)
3.5
怖すぎる。
怖いこと起きてないのに怖すぎる。
実際の物語的にはホラーとはまた違ったものだと思うけど、うまく言葉が出てこない。怖いとしか言えない。

スクラップアンドビルド。
作りは贅沢。

とりあえず、窓のない部屋で何も知らずにこれ見せられたら失禁する自信がある。

寝ても覚めても悪夢。

小谷元彦っていうアーティストがいて、幽体の知覚という個展に行ったら『気分の悪くなった人は係員に申し出てください』みたいな事が書いてあってたしかに各部屋に係員がいた。

それを見た時と感覚が似てる。

シラフで作ってたとしたら完全に隔離病棟行きって感じの作品なんだけど監督2人はカトリックの普通な感じの人なんだよな。

描写はすごいし、解説見れば多少は意味がわかる。
けどゼロ知識で見たから言いようのない不安に襲われる。

昔、ACのCMって結構怖いのあったよね?
それが70分続く感じです。

幼少期に見たら完全にトラウマ。