人のほんとうは明るく見えている部分じゃなくて影の最も暗いところを見なくちゃいけない。
好きになった人の暗いところには思いもよらぬ顔があった。でも、最後にはやはり、信じてた彼だった。彼の優しさがあった。
初めの今野の生活を描く丁寧な繰り返し、割と好き。綾野剛さん、いい温度だなー。
どの人も顔のアップが多くて、これがよかったのか悪かったのか。最後のアップも、私にはちょっとくどかった。
中村倫也さん、綺麗なんだけど、もっとちゃんと綺麗なはずなんだけどな。顎の髭剃り後とかもっと修正して欲しかった。
批判ばっかりみたいになっちゃったけど、総体的にはよかった。好きな映画。終わってから、しみじみする。
綾野剛さんがとても繊細な演技で、喋らなくても表情でわかるのよね。