このレビューはネタバレを含みます
綾野剛、松田龍平が好きなのと、ミステリーな雰囲気なので、楽しみにしていたが…こういう内容デシタカ…。予告からそれっぽい感じはあったが、観ていてもなかなかそういう感じにならんので、あれ？読み過ぎ？と思っていたが、まさかの松田龍平"を"押し倒す、で、そっちなのか！！？だった。まぁ、 今野が大人しいのかゲイなのかファジーで引っ張っていたので、日浅に襲いかかった時に成る程となったのだが、元カレ(中村倫也)が女性に性転換して登場するので、ちょっと訳が分からなくなった。線が細いからネコだと思っていたよ。
松田龍平の得体の知れない雰囲気は、妖怪がいたらこんな感じなんだろうなと思う鵺感。綾野剛は最近こういう線の細い役が多い。元々鍛えても体が大きくなるバキバキな感じはしない細マッチョタイプだが、亜人の時が好きかな。今回、やけに半裸や下着姿でうろつくシーンが多かったのだが、サービスショット？何か意味があるのか？
会社のパートさんに筒井真理子。あの登場から、どう説明して良いか分からない、ぎこちなく取り留めない湿っぽい話し方で、どんな訳あり話を聞かせてくれるの！？と期待を持たせてくれた。また、日浅の父親役に國村隼。あの理由だけで勘当？と思ったが、その話し方が流石に上手く、淡々と話すが、もう息子にウンザリしている感が良くでていたので妙に納得してしまった。
岩手の綺麗で神秘的な風景で印象的だったが、話はなんだかぼわ～とした感じだった。
