ホニャララ

ブラインドスポッティングのホニャララのレビュー・感想・評価

ブラインドスポッティング(2018年製作の映画)
3.8
これが盲点ならトレインスポッティングはなんなんと思って調べた人はいるかしら。トレスポは鉄オタ的な意味らしいです。ご存知でしたか?わたくしはかつて調べたことがあるような気もしたけどフーン鉄オタ…そんな要素あったかしらと記憶を辿るも、そうだ俺トイレのシーンで挫折したんだっけ…という残念な気持ちが甦りました。余談すぎる余談。悪友の二人は一緒にやらかした事件をきっかけに運命を分かつ。マイルズ(白人)は黒人のような立ち居振舞いをするわりにニガーと呼ばれるのが嫌だと吐露するのは何故なのか。コリンの高ぶりが自然にラップで始まってピョエーてなる良い意味で。ラップにすれば聞いてくれるだなんて、ただ声を張上げても黒人から白人には声が届かないのが普通なのか。というか、ただ大声を上げたら黒人は撃たれるっつてたな。字幕ていうか翻訳しつつ韻踏んでるのすごくね。見えてる、わかってると思ってても角度を変えたり裏返したりするとえぇ…って思うことあるもんね。蝉とか海老の裏側とか。透明な板の下から覗いた猫の香箱とか。見てなかったところが急に見えたところで受け入れられないこともあるし意外性を受け入れられたらラッキーなのかや。差別はよくないし、等しく幸せに暮らせたらとは思うけど画一的で均一な世界で生きたらゾンビみたいになりそう。満ち足りつつも死んでるみたいに生きるか、歯を食い縛り不本意に地面に頭を擦り付けさせられながらも懸命に生きるか。白人と黒人の生きる環境の対比のことを言ってるつもりはないけれど、、この世は凸凹だから醜いしそれが当たり前だし、不器用ながらもその差を認め合えたときこそ美しいんだと、、思うな。
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