こたつむり

接吻のこたつむりのレビュー・感想・評価

接吻(2006年製作の映画)
1.9
小池栄子姐さん出演作の中で評価が高かったので鑑賞。

一家皆殺し事件の犯人の心を理解していく物語であり、その根底には『どんな人にも必ず理解者がいる』というテーマが流れている作品です。これは僕の持論である『どんな作品にも必ずファンがいる』と同じものであり、かなり期待をして鑑賞したのですが。が。が。

なんでしょう。この空間を占める台詞の圧迫感。
ねっとりとびっちりと。
不要な台詞が死屍累々と転がっているのでありますよ。
あはー。題材が題材なのだから、もっと観客を信じてもらいたいものですねえ。
台詞と台詞の間にある空間を大切にしてもらいたいものです。

まあ、それでもこういうのも相性ですからね。
説明過剰な方を好まれる方もいらっしゃるでしょうから。
そのような方には最適だと思います。

あと。
物語を楽しめなくても、小池栄子姐さんを鑑賞するという楽しみ方がございます。
他の作品でも評価が高い演技力は健在でありますよ。
あと、男性限定の見どころとしては脱がなくても判るふくらみ…げふんげふん。
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