以前から凶悪犯罪者が獄中時に結婚することがあるのですが相手がいることに驚きます
元々付き合っていたとかなら解りますが
捕まってから存在を知ったという場合の結婚したいという気持ちが解らないのです
宗教上の万人を愛するという理由などでの獄中結婚を申し出るのはまだ理解できますが身内でも無いのに差し入れしたり結婚を申し込んだりする人の気持ちが全然理解できませんでした
しかしこの映画を観てなる程、理解は出来ないけどこういう人もいるんだなと思った作品
遠藤京子(小池栄子)は28才独身のOL
会社では同僚からいいように扱われそれに反抗することもしない孤独な存在
淡々と日々が過ぎていく
ある時TVで一家殺害事件の容疑者坂口秋生(豊川悦司)が逮捕され画面に坂口の笑顔が映る
その無言の笑顔に惹き付けられた京子は新聞やあらゆる媒体から坂口の情報を集めるのだった
坂口は裁判官や国選弁護人の長谷川(仲村トオル)と一切話さず黙秘を貫いていた
そんな坂口を初公判から観ていた京子は「声が聞きたい」と長谷川に差し入れを申し込む
京子に惹かれている長谷川は深入りしない方がよいと忠告するが坂口と京子は文通を始めるのだった。。
以下ネタバレ
獄中結婚をする男女の話
これを究極の愛とは思いたくないかなぁ😅
人間ドラマというよりはホラーに近いと感じた
それだけ小池栄子さんの無機質な大きな瞳が狂気を感じさせる
ほぼ3人だけで進んでいくので閉塞感もある
2人の狂気の間に何とか割り込もうとする一般人の長谷川
意味深なタイトルも
え❗こういうこと⁉️と驚いた👀‼️
京子の気持ちは理解できないが映画としては面白いのでたちが悪い😃💦
キネマ旬報2000年代邦画第11位