一般的に理解しづらい、アートという体裁をとらなくては表現できない物事を、思いっきりやってる物語は素晴らしい。
「自由」を求める気持ちから、凶悪殺人犯に惹かれてしまう。この主人公でなくとも、人間は心の…
殺人犯をテレビで見て、その眼差しに共感を覚えて惚れ込んで刑務所に入るまでに結婚までするし、男に控訴をさせまいとする、日陰者である自らの「世間への復讐」として、男を理想視しそれに打ち込んでしまった女の…
>>続きを読む社会から無視されてきた者たちの復讐。豊川悦司が殺人を犯したことによって図らずも社会と接点を持ってしまった(罪悪感という形でそれが表れる)のに比べて小池栄子がひたすら深みに堕ちていくのが怖すぎる。
冒…
平凡なOL(小池栄子)が一家殺人を起こした犯人(豊川悦司)をテレビで見て『自分と似てる…』と思い一目惚れ。
殺人犯好きになるとかあるのかなー。
そこの気持ちはわからないなー。
でもなんの事件の犯人…
このレビューはネタバレを含みます
言語を介さないコミュニケーションをとる小池栄子や豊川悦司に対し、言語を司る裁判所や法、弁護士の仲村トオルとの対立を表現した映画と個人的に解釈しました。そう考えると最後のシーンで小池栄子が豊川悦司を刺…
>>続きを読むかなり難しい、接吻の意味するところに解釈の幅が多すぎる、社会に対する復讐か、感情や内面の投影か、それとも愛か
冒頭のシーンがかなり戦慄、殺人を直接的に撮らないがカット割りやカメラの引き、何も知らない…
ファーストシーンで豊川悦司が、ある家の玄関を開けようとする。が、鍵がかかっている
別の家に行きその玄関を開けると、今度は開く。その家の家族3人を殺してしまう、というところからストーリーが始まる
こ…