ダーク魔カスコス

エボリューションのダーク魔カスコスのネタバレレビュー・内容・結末

エボリューション(2001年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

😊エボリューション😊
〜人類へ、よい終末を〜

地球外生命体VS人類のSFコメディ映画です。

といっても、エイリアン、最初は単細胞生物で、顕微鏡で観察しなければ見えないほどの小さな存在でした。しかし驚くべきスピードで進化を繰り返し、人類の脅威となります。

「進化と戦う」という斬新なアイディアと、次は何に進化するんだというワクワクで、子供の時に楽しく見たのを覚えています。クライマックスだけは適当に感じてがっかりした覚えもありますがね😅

週末と終末をかけたキャッチコピーと、三つ目のスマイルマークも印象的です。

子供も見られるおすすめ映画を探していて本作に思い当たり、さっそく見直して見ました。しかし思いの外下品で子供にはあんまり勧められないですね😅


⚠️以下ネタバレです⚠️


🎬監督はケツにしか興味がないのか🤣
デブの2人にフケとりシャンプー、下ネタ祭りと、とにかくやたらに不潔でした。下品なのは好きですけど、なんか不潔感がすごい(笑)

生理的に無理系ムービーの決定版ですね🤣

特に、監督がお尻の穴へのこだわりが強いのか、やたらとフィーチャーしてきます。もう題名をシリアナに変えたら?

エンドクレジットではフケとりシャンプーのCMが入りますが、本来はここにもケツが出てきたようですよ。試写で不評すぎてやめたそうです。

シャンプーCMのアイディアは監督の息子から。よくやったぞ息子!さすがゴーストバスターズの続編を監督した男!


🎬元々はシリアスなSF
我々哺乳類の祖先っぽい奴が出てきたり、恐竜みたいなのが出てきたり、霊長類に進化したりと、なかなか展開は面白かったんですが、ラストの巨大アメーバはいただけない。デザインも決着方法も手抜き感がすごくてふざけすぎです。シリアスさがまったくなく尻アス状態🤣

また、本作にSF的な面白さはあんまりなく、細かい設定を楽しむことはできません。コメディにひっぱられてその辺かなりテキトーだと思います。

元々はシリアスな話だったらしいです。尻アスアメーバなんか出なくて、霊長類に進化した奴らとの頭脳戦になるはずだったとか・・それが見たかったなあ。


🎬ジュリアン・ムーア
めっちゃドジっ子で可愛かったです。どんだけけつまずくねん!

ドジっ子属性がまったくストーリーに関係ないのが残念。ラストの重要なシーンでけつまずいて台無しにしてほしかったな😃


子供の頃からずっと思ってるんですけど、あれだけウジャウジャいた虫達が、そんな簡単に絶滅するわけないですよね。あれで解決ムード一色な市長たちは、もっと脳みそを進化させた方がいいでしょう。

まあ翼竜は一体飛んでましたけど。