こんなん好きやろ？と鼻先に突き出されたサブカルお子様ランチ、と言う印象。
好きだけど、丁寧には作られていないのがあからさまでちょっとモヤモヤ。しかも、それが勢いゆえの雑さというよりも、計算づくの雑さに見える。衝動ではなく、「衝動」って感じ。
また、簡単に言うと、大きな喪失を抱えた子どもたちが感情を取り戻すまでの話なのだが、そこに至る感情の推移が自分には掴めなかった。
それでもやっぱり好きなシーンはあちこちにあって、その瞬間瞬間の魅力はかなり脳にこびりつくレベルで忘れ難い。もちろん音楽も中毒的。ウィーアーウィーアーリトルゾンビーズ！
