このレビューはネタバレを含みます
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なんて個性派。トーク付きの上映なのをすっかり忘れていたのですが、映画が終わって監督が出てきてその姿を見た瞬間に、全く同じことをもう一度思うのでした(笑)。
会社員をやりながら映画を撮っているスタイルの監督。そういう方の映画だってもちろん観たくてチケット買いました。
だから、観る前に少し解説を読んでしまったことを後悔。予告編も観ないでおいたのに。Filmarksのあらすじだってこれしか書いてないしね。何も知らないままただ感じてみたかった、って思いました。
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映画館でこの、視覚的にも聴覚的にも(!)超絶な情報を浴びた経験ができてよかった。もし配信だったら数回に分けて観てたかもだけど、それだともったいない。
終わるまでに3回ほど耳がぐわんぐわんなったのですが、他の方は大丈夫だったのでしょうか笑
『そうして私たちはプールに金魚を、』を観たから想像はしていたものの、視覚的な楽しさは傍観しているしかなく、くるくる変わる万華鏡みたい。私この目線は結構好きだったりします。
私が中学生の時に観たら、スカして台詞を言い放つ(ように見える)彼らをどう思うだろ。意外と共感したりすんのかな笑。
英語字幕が付く上映だったのですが、字幕あると目で追っちゃうのしんどい。カットの切り替えと台詞がスピーディーなのあれ、ネイティブの方は余裕で観れるのかな…!? そして『エモい』は英語で“Emo”なの……!!!!
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監督の言葉の強さが印象的だったなあ。溢れ出てくるみたいだった。商品のことを伝える仕事をする監督自身の中にある、伝えたいこと。フランス文学、シュルレアリスム。なんか、やっぱ作品って人だよね。まだ、分かんないけど。