中村豪臣

ウィーアーリトルゾンビーズの中村豪臣のレビュー・感想・評価

3.8
世に言う斜に構える少年少女たちがひと暴れする映画。
しかし、斜に構える原因は消費社会に根付いた大人たちの行動にあるのだという主張を感じた。

正味、そんな映画を作っている監督が電通のCMプランナーであったことが皮肉なことだと思っていたが、だからこそ消費社会の問題点への理解が深くありつつも反抗ができるのだと取ることもできると考えている。

この映画の主なターゲットである学生からはエモいと言われるだろう作品であるが、劇中でしきりにエモいは古いのだと少年少女が口にすることが、反抗とともに流行を作り出すのだという心意気を感じた。

カットがめちゃくちゃ多く視覚効果が非常に凝っているので映像的には全く退屈しない。ただ、話の展開としては長い2時間には感じた。