ウィーアーリトルゾンビーズの作品情報・感想・評価 - 169ページ目

上映館(2館)

「ウィーアーリトルゾンビーズ」に投稿された感想・評価

andhyphen

andhyphenの感想・評価

4.0
試写会にて。
誤解を恐れずひと言で言ってしまえば「エモい寓話(怒られそう)」。話は現実離れしている。現実に立ち返って突っ込んではいけない。なぜ中学生の持っているゲームのハードがあんなにレトロなのかとか、お前らなんでそんなに自由に動き回ってるんだよ(警官来るだろ)とか、お前いつベース弾けるようになったんだよ、ドラム叩けるようになったんだよとか、結局契約どうしたんだよとか...そういうことを考えてはいけない(考えてしまった私は老害だ)。これは映画。フィクション。寓話。以上!
8bitのピコピコミュージック(大変ノスタルジーを感じる)や映画の色彩の派手さ(これが最後に効いてくるのがすごい)、ゲームに擬える視点、子どもから見た大人、インパクト溢れる衣装と歌...。ある意味全てが「子どものおとぎ話」、しかしその背景が凄惨極まりないというところ。両親を喪うという絶望、咀嚼できない感情、理不尽(に見える)大人、正義という名のバッシング、盛りだくさんの感情を4人の子どもたちが背負い駆ける。悲壮感もなく。ある意味無味に。しかし感情的に。
私がもっと若かったら、多分泣いていただろう。でもだいぶ歳をとってしまったのでどうも分析してしまう。悲しい。
ちょいちょい挟まる小ネタの妙が才能だなと感じた。「城」が出てきたときはビビったが。そういう細かさに笑うのも楽しい見方だし、感情や家族や大人や、人生について考えて観るのもひとつではあるだろうと思う。詰め込みがすごくて多面的な映画なのだ。
子役たちは、リアルさがないのが逆にフィクション性を際立たせていて良かったと思う。リアルな演技でない感情の出し方というのが嵌る映画なのだ。それにしても脇が豪華すぎて笑ってしまった。恐ろしいほどオールスターキャストである。よく揃えたな。出番少ないけど印象が強すぎるでしょ(褒めています)。
Dacro

Dacroの感想・評価

3.9
両親を亡くしたのに何も思わない少年少女がバンドを組む話。楽曲が良い。

レシートをタバコ代わりに吸ったり、金魚的な魚を川に放流したり(あれ?)、盗んだゴミ収集車で走り出したり、グッとくるシーンがちょくちょくあった。エモい。エモいなんて言葉、古いけど。

前作と似たようなテンポでパンパン進んでいくんだけど、それが2時間は少し長いかな〜と感じた。でも、最後、思わず変な顔してしまった。観終わって時間が経つにつれて、非常に良い思い出として美化されていく。もう絶対あの映画には戻れないと思う、けどまた観たい……。

----------------
監督トークショーにて

いつも小ネタのオンパレードの監督だけど、ネタ集めを能動的にしているのではなく、普段何気なくSNSとか記事とか見て気になったものはストックしておくらしい。
それにしてもどこから引っ張ってくるんだろう。

主人公のヒカリは『そして父になる』の福山側の息子役らしくびっくりした。他のバンドメンバー3人はスタジオ練をみっちりやったらしい。でも彼の場合ポテンシャルがあって上手くなりすぎてしまい、下手感がなくなってしまうのでボイトレ辞めさせたらしい。
ちなみにドラムの子はスタジオ以外でもずっと少年ジャンプを積み上げて練習してたらしい。良い。
たけ

たけの感想・評価

4.5
斬新。良い意味で裏切られ過ぎ。「ゾンビ」「子供達が主役」から、キョンシーみたいな作品を想像していた。映像も展開も目まぐるしく、もうキラキラな120 分。頭から、歌が離れな〜い!
試写会場に入った瞬間 変な歌が何回も何回も耳を襲う
日本映画の革命だ 僕を構成する一本になる
震えがとまらない やばい エモい

変な歌が何回も何回も僕を救う
Filmarksの試写会参加〜!

監督のトークイベント付き。
監督フォトジェニックでしたw

映画は展開が読めず、楽しめましたー!
ただ映像が時々激しくて夕方の目の疲労感には結構くるw

PVシーンは釘付けになるなー
youtubeに上がってるそうなのですぐにチェックしよーっと。
頭から音楽が離れませんw

個人的にはオープニングのゲーム風映像で主人公の男の子が毎回攻撃をくらうショボさがツボwww
ー

ーの感想・評価

3.9
安定の黒田大輔さんが二役演じていたの見逃さなかった。笑

絶望するような事があっても、へらへらしたって、涙が出なくたってもいいじゃん。

前作同様、というか前作より音も映像も楽しい。
辛い状況のシーンもどこかゲーム画面を見てるようで、笑えるシーンも。

章立てしてて一つ一つが短く、2時間はそんなに長く感じなかった。

目に感情が無い4人のセリフの言い回し、苦手な人は苦手かも。

このレビューはネタバレを含みます

試写会にて。

長久允監督登壇。

両親と感情をなくした、悲しいはずなのに泣けない火葬場で出会った同じ境遇の4人の13歳の子供達がRPG的に物語を進めていく。

まるで感情のないゾンビのようにゴミ捨て場に集まった小さなゾンビ達は"LITTLE ZOMBIES"というバンドを結成。

上映後のインタビューでロシアのカルト集団の悲惨な事件から着想し、絶望(両親の死)に直面した子供達でも負けることなく生き残ってこうぜというメッセージを意図してるとのこと。アイロニックな小ネタが散りばめられている。

楽曲は監督が直接TwitterのDMで好きなバンドLOVE SPREADに初めましてで依頼して作られたとのこと。

ウィーアー、ウィーアー、リトルゾンビーズ♪という歌詞が頭から離れない。Youtube観よっと。
Filmarksの試写会@FSスペース汐留

めちゃくちゃおもしろかった。
音楽、カット、色味、台詞、ユーモア、ゲーム的な世界観、テンポと好きな部分が多かった。「大人はタバコを吸わないと、深呼吸できない」的なセリフよかった。なにより曲が好き。頭から離れんくなる。ゲーム的なポップさ。
ストーリーには、もちろん強引さもあるんだけれど、監督の伝えたいメッセージが明確に伝わってきた。すごく違和感を覚えるとかはない。
軽く、ポップで、それでいてじんわり来るメッセージあるのよい。しつこすぎず。
上映後の監督のお話。絶望的な状況で、斜に構えててもよいし、ヘラヘラしててもよいけれど、サバイブしていくこと。監督の人柄、感性を体現している気がした。
個人的には好きじゃないです。ちょっと長めで飽きる。ただ、中盤のシーンとかRPGの撮り方とかすごい上手で、新しいと思った。
あと導入のメンバーそれぞれのシーンは撮り方とか全く変えていて多分監督はいろんなカットとかが見えている人なんだろうな。多分初めての長編みたいだから2時間という長さに慣れていないように感じたから、これから長編に慣れてすごい映画を絶対にとる監督になりそう
まえだ

まえだの感想・評価

3.6
エモかった。
SNS系の今っぽい風刺と80,90年代っぽいレトロなゲームとか映像とか混ざって新鮮だった。ちびまる子ちゃん・サザエさん感のあるテーマ曲が耳に残る。
個人的には試写会にも映画泥棒出てくるのがツボだった。