tetsu

春のtetsuのレビュー・感想・評価

(2018年製作の映画)
4.5
京都国際映画祭(オンラインで開催)にて鑑賞。

おじいちゃんと二人暮らしをする美術系大学に通う女子学生。
歳の離れた彼女らのユーモラスな日常。おじいちゃんの老化、将来への惑い、様々な変化の中で移りゆく1年間を描く。

短編とは思えない充実感を得られる古川琴音さんが主演の作品。

おじいちゃんと孫が過ごす一年間を、四季に分けて、まんべんなく描いているのがすごい。

というか、愛らしい子供や高齢者が出てくる作品に弱いので、本作も案の定、個人的ツボにクリティカルヒットしました。笑

AOI Pro. 制作というだけあって、映像を含めた雰囲気そのものが、とても好み。

さらに、後半辺りには、今の自分の状況が重なってきて、なんだか、泣きそうになりました。

今、観ることができて、良かったです。
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