何だろうな…
もっと内面から溢れ出る女性の強さみたいなものが見えても良かったと思うし、もっと死の匂いがしても良かったと思うし、いずれにしてもそういったあれこれが何となくの説明と、何となくのビジュアルにごまかされて、ただ流れていったような。
(とはいえその辺を色濃くしようとすれば『Diner/ダイナー』みたいなことになっちゃうんだから、それはそれで考えものだけど。)
宮澤りえ、沢尻エリカ、二階堂ふみの演じた役が、この”役”がすげー!みたいなのが(男性陣もそうではあるんだけど)あんまりないから、ずっと綺麗っちゃ綺麗だけどあんま味しない。
音楽の使い方は、確実に笑いを取りに来てた。