りほり

人間失格 太宰治と3人の女たちのりほりのネタバレレビュー・内容・結末

3.4

このレビューはネタバレを含みます

終始蜷川実花ワールド。
ダイナーもこんな感じだったのかな?
ストーリー自体は面白かったけど、蜷川監督の世界観の主張が強すぎて
映画っていうより、なんか美術館とかで芸術作品を鑑賞してるような、チームラボみたいな、、そんな感じが強かった。
あと、ところどころ音がうるさくて、いらないいらないって思ってしまって映画の中に入り込めなかったのが残念。
でも蜷川実花の世界は好きだから
本当に素敵で色鮮やかで美しくて。
大好きなものがたくさんある空間で
キラキラしたものに囲まれて
あーー幸せ!って感覚に近くて
自分も色鮮やかになった気分だったから
終わった後現実に引き戻されて
自分の色のなさにがっかりした。
3人の女性、それぞれ色が違ってて
特に静子のあのピンクの華やかな空間、
私はすごく憧れるし、このまま映画の中に入り込みたい気持ちでいっぱいになった。
りほり

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