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人間失格 太宰治と3人の女たちのmarucoのレビュー・感想・評価

3.3



「人間失格」観てきました。
小栗旬太宰ですね〰️
へてから、
正妻に宮沢りえさん、
愛人に沢尻エリカさん、
若き未亡人に二階堂ふみさん、
小栗旬が太宰か〰️フムフム、
なんとなく、
あ、こんなもんかな〰️⁉️と
言う印象だった。
以降
小栗太宰治と
しときましょう。
あと女優陣、なに?これ〰️、
キレイどころばっかりや〰️ん。
なんかそれちょっと違うやろ、
とか思った。
太宰治に三人もの女の人がおったら、
例えば、
一人はまさにめちゃめちゃ、
べっぴん。しかし、
金遣い荒いしイケズ。

二人目は顔はめちゃ
ぶさいくやけど気立て良し、
料理がびっくりするほどうまい。

そして三人目。
顔は並みやけど、
夜の営み上手。匠の技あり。
昔、とこじょうずと言うたらしい。
(所ジョージと違うよ)

これくらい個性豊かな女性
三人を配してほしいな、
とか思た。
だけどこれはこれでかなりの
月並みな発想やな、
もひとつやな😆
確かに内実は
三人三様であったが、
そこにもうひとつ、
何か深いこだわりを観てみたかった
そのあたり当然、
作りてのご意向やし、
このキレイどころばかりの、
トップクラスの
女優の起用であった。
やはり、
それらの人物描写により、
鑑賞客、
ようするにmaruco自身、
気持ちが引き寄せられる要素は、
かなり薄まっていった。
結果、
作品自体にそれほど
魅力がなかったのかなと感じてる。
反面、
過激と言われていた、
絡みのシーン、
エロチックシーンやけど、
二階堂ふみちゃん、この女優は
もともとmarucoが日頃から好きな
女優なんやけど、
小栗太宰治との、
絡みシーンはなかなかの濃密ぶり。
かなりのハードシーンやった。
そのシーンを観てて、
邦画はmarucoの髪の色
肌の色も同じやし、
やはり日本人として、
近い者として、
より一層そそられる感じはある(笑)
ええッ?
誰がそそられて、
スケベですか?

それはmarucoです。

でもほんまに、
こんなん観たんは久し振り(笑)
しかも邦画やし。
二階堂ふみさんは、
度胸の座った素晴らしい女優やと
再認識した。
演技もそれはそれは巧い!
でもこんなに濃厚で煽情的な
絡みのシーンに
小栗旬の本当のおくさま
「山田優」は焼きもち焼けへんのかなー、イヤ絶対焼くはずやと思った。
marucoやったら
焼きもち焼いて妬いて、
真っ黒焦げの炭みたいにして
しまうやろなーとか、
ぼや〰️んと考えてた。
そんなこんなではあるが、
この作品、
はっきり言うて、
marucoの記憶に残る作品では
なかった。
でもこれもひとつ、
鑑賞前には
marucoは太宰治には、
小栗旬でははないやろ、
オダギリジョーやろーとか
勝手に思てた。
だけどそれは違った。

今まだこれから年齢重ねていき、
おそらく大物になるであろうと
嘱望されてる…、
であろう?…、
小栗旬の太宰治起用は
的を射た(得た)ものとmarucoは思った。
まさに小栗旬は好演した。
いまや役者魂に火が付いた風情。
はまり役であったと、
十分に満足のいくものだった。
小栗の持つ若さが
みずみずしさが、
若鮎のような青くささが、
小栗の清潔感が、
最後まで心に滲みた。
そして、
エンディングにmaruco大好き❤️
東京スカパラダイスがかかったとき、
言うに言えん
嬉しく味わいがあったし、
気分がめちゃめちゃ良かった。
このあたりも、
小栗旬のコジャレてて鮮度の良い
みずみずしい
太宰治を垣間見た思いがした。

(余談)
小栗太宰治には、
作中、
marucoが恋煩いしていた、
ホアキン・フェニックスと
オーバーラップする顔があったこと、
追記させてもらった。
有難うございました。
おやすみなさい。

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