こんなプレイボーイやってんな。太宰の本は全部通して読んだことないから恋模様がどういう風に書かれてるかわからんけど、ものすごいリアルやってんやろな。一人の男のために死ねるような、いまではちょっと異常とされてるような世界があってんな。
小栗旬は、同じ着物やけど銀さんの時とは違う渋さがあるな。なんじゃこのお洒落な日本男児は。てかこんなに日本人の女の人みんなが綺麗に、エロくされてるのはさすが蜷川実花作品。それぞれの女の人をイメージされた花とか服もめちゃくちゃ映えてる。ララランドは洋色が鮮やかで綺麗で、人間失格は和色として煌びやかやな。三島由紀夫の登場の仕方かっけぇな。結局最終的に奥さんには見放されるんやな。人間失格は血は吐きながらかいたんやな。とりあえず読まないとあかん。最後の太宰が水の中で起きるのはどういう意味なんやろか。まだあそこでほんまに死ぬ運命とは思ってなかったんかな。
「恥の多い生涯の最後」
次の作品レビューでも、何卒。