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人間失格 太宰治と3人の女たちのmocamoviesのレビュー・感想・評価

4.0
中学生や高校生からにしては太宰治の勉強になると思った。
文ストから情報得ている方も
太宰治の作品で、「走れメロス」や
「魔笛」や「ブイヨンの妻」や「斜陽」や「人間失格」等といった作品があります。
中学・高校の時の国語の教科書に太宰治の作品が載っています。
太宰治の作品を読んで、あれが私小説なんだなと気づいたからです。
そう、ほとんどが私小説
読んでみたら、太宰治自身がその恋人と息苦しそうだった(笑)
恋と愛の違いかな?
『斜陽』は静子がモデルとしている。
静子と出会って、静子とイチャイチャして、『斜陽』を製作した。
「人間は恋と革命で産まれてきた」
当時の思想はそれで当然かもしれないだけれども、私からにしてはそうだとは思えない。
あれ?
美智子は?
序盤のところでは、田部シメ子を心中として入水自殺を図っていたが、田部シメ子が無くなって、太宰治だけ生き残った。
そう、太宰治は心中自殺マニアの女遊び(プレイボーイ)なのである。
太宰治の作品読んでいると、正直、えーってなった。
この作品に関して、
美智子、静子、富栄の女が登場する。
美智子は太宰治の正妻で三人の子供が産まれる。
でも、静子の子供は太宰治の子供なのだ。
何て、浮気男!!!
結局、クソでヤバい奴だったんだ
恋愛って、誰でも良いのかよ!
後半につれて、ちょっとくどくどしい感じになった。
まあ、内容は面白いけれども。
後半辺りからは正しく、『人間失格』
「恥の多い人生を送ってきました。」
まさに、太宰治の人生に関してはそんな感じなんかもしれません。
太宰治は不倫だとスキャンダルとしてバレてしまい、結核で苦しむ中で小説を執筆した。
ラストの部分は富栄と駆け落ちして、心中として入水自殺した。
R-15って言うことは
あれ、エロいシーンがあったとか??
太宰治が口から血がドバドバと吐いていたとか?
でも、とにかく面白かった。
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