MasaichiYaguchi

4月の君、スピカ。のMasaichiYaguchiのレビュー・感想・評価

4月の君、スピカ。(2019年製作の映画)
3.3
2018年に50周年を迎えた「Sho-Comi」の杉山美和子さんの同名人気漫画を「NANA」の大谷健太郎監督が福原遥さんと「FANTASTIC from EXILE TRIBE」のリーダー・佐藤大樹さんのW主演で実写映画化した本作は、星空が美しく広がる長野県千曲市内の高校を舞台に若者達の三角関係を甘く切なく繰り広げていく。
ヒロインの早乙女星は地味で暗い今までの生活から心機一転、長野で高校デビューを飾ろうとするが上手く行かず、落ち込んでいたところを2人の男子生徒と知り合って変わっていく。
この2人の若者、大高深月と宇田川泰陽は天文部に所属する校内で女子生徒に人気の“憧れの君”。
進学校の授業についていけない落ちこぼれで、東京から来たこともあって周囲に馴染めず浮いていた星に、彼らは天文部という“居場所”を提供する。
主要キャラクターの名前は、星、泰陽(たいよう)、深月と天体関連になっていて、映画の後半からは、泰陽と深月に縁浅からぬ天の川を連想させる天川咲が登場して、一波乱も二波乱も彼らの間に起こしていく。
長野県は仕事で出張したりするが、映画を通して改めて千曲川や満天の星が煌めく夜空の美しさを感じた。
そして遥か昔となってしまった高校時代の恋や友情が、王道の青春ラブストーリーで描かれた切なくも美しい一コマで蘇ります。