ギズモバイル

ロボット2.0のギズモバイルのネタバレレビュー・内容・結末

ロボット2.0(2018年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

≪ざっくり評価≫
相変わらずの、合理的でエゲツ無いロボットバトルは一見の価値あり!
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総合評価 (/7) ☆ 3.3
シナリオ 3
総合演出 5
独創性 3
完成度 3
心理効果 3
相性(*2) 3
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【ネタバレ】
鳥を愛して止まない博士が、鳥類を害する電磁波を苦に自殺。鳥達と共にSF的な怨霊となって街のスマホ全てを乗っ取る(物理的に)。スマホを浮遊させたかと思えば集合させて巨大鳥とかにして人間共に復讐するが、主人公博士とロボット二体によって封印される。その後ヴィラン博士が封印を解いて再び街がピンチに。主人公博士は前作の悪チッティの運用に踏切り、悪チッティvs鳥スマホ博士が競技場で巨大ロボットになったりして戦闘を始める。小チッティの活躍で再び勝利で鳥博士封印。悪チッティも用済み後はアンインストール。

≪突っ込んだ感想≫
前作の古臭さが一新され、より洗練された構成と演出でバージョンアップ感有り。とはいえ、たとえ自社比的に洗練されたと言っても、世間の映画もそれなりに日を追うごとに洗練され進歩していっているので、やはり最先端映画と比べるとなんか古臭い。演出が無駄に長いとこなんかが特に。
また、ダンスシーンが大幅に削減されたのも残念。多過ぎるのも問題だが、適切なタイミングでの挿入なら最低限は欲しいところ。その点、前作はまあまあ良かったと思う。まあそれでも一応前作ファンが喜びそうな設定をめいっぱい盛り込んでくれたのは高評価。特に悪チッティの磁気フォーカスを利用した戦闘シーンは個性も華もあって面白い。まあ当然斬新さは前作ほどでは無いが。シナリオは無駄に複雑だし、エンタメ映画としては後味悪かった。なるべくアプリ減らすようにします、はい。