機内で鑑賞。数年前の前作の時点でいいオッサンだったラジニカーントって古稀を迎えているはずだが、相変わらずアクションも豊富にこなし肌つやも良く、やっぱり正真正銘のスーパースター(臆面もなくテロップで言い切るのが最高!)。まあ荒唐無稽な話ではあるしどれだけ死者が出たのか不明だが(笑)、でも現代人に対する警鐘になる重めのテーマを巧妙に織り込み前作との繋がりもしっかり示して、きっちり水準以上に仕上げてくるのはさすが。「パッドマン」の前向き過ぎる男とは真逆の負のオーラの塊が同一人物とは思えないアクシャイ・クマール、男として見惚れるなという方が無理なwエイミー・ジャクソンなどの実力派の配役も十分に楽しめる。