ゆけちゃす

ロボット2.0のゆけちゃすのレビュー・感想・評価

ロボット2.0(2018年製作の映画)
3.7
フォローさせてもらってるFilmarksユーザー誰もレビューしてなくて草。

前作のファンなので、本作がとてもしょーもないということは理解していたはずなのだが…。
インド映画史上最高額の制作費が投入され、CGを駆使した映像は格段にスケールアップ。ストーリーは社会問題を下敷きにエンタメ性を損なわず。
ただしダンスがない。その一点。

本作は海外向けのバージョン(短縮版)なのだろうか?エンディングのミュージックビデオ以外にダンスシーンはない。
この場合のエンディングというのは劇中のストーリーとは切り離された時間帯で、インド映画特有の「突然歌い踊り出す」とは全く異なる。ストーリーの途中でダンスシーンが唐突に始まるからインド映画なのだ。(暴論)(最近は踊らないインド映画もたくさん日本公開されてるね)
そんなわけで、ダンスシーンがないにも関わらず142分の長尺。その間ずっとアクションとコメディとロマンスをやっているわけだが、逆に言えばどんだけテンポ悪いんだって話である。(←インド映画に対して今更すぎるツッコミだが…)
序盤の、スマホが空へ飛び去ってしまう事件の描写からして、すごくしつこい。一般市民のスマホが飛び去る様子を手を替え品を替えひたすらやり続けるので途中で飽きる。人口が日本の10倍以上の国なので、一般市民の描写も10倍である。とにかくしつっこい。もういっそ「スマホが飛んでった」で歌を作ってみんなで踊ればいいと思うよ。だがそのダンスが皆無なのだ、この映画。しかもダンス無しで142分ガッツリあるのでダンスを差し挟む余裕すらない。
前作『ロボット(短縮版)』も139分の長尺だったが、短縮版でも劇中にダンスシーンはあったのだ。それで私はインド映画の面白さに魅了され、わずか1ヶ月後に上映されたダンスシーン追加の『ロボット 完全版』もワクワクして観に行ったのだ。一月の間に二度も見られる映画だったのだ。
本作にはそれがない。一回で充分という感じだ。インド映画に初めて触れた時の電流が身体を疾る感覚は、当然のように甦りはしなかった。もちろん『2.0 完全版』をやるというなら観に行きます。むしろ今回はそれを観たかったんです。完全版あるのかなあ…。

本作で語られる社会問題について、サラッと調べた程度ではちょっと分からなかったな…。(←情弱)
鳥の方向感覚を電磁波ノイズがダメにするという研究結果はドイツで発表されているけれど、その電磁波は携帯電話の電波ではないようだし、しかしインドの環境省の調査では携帯電話の電波が鳥類に有害だという結果が出ている。日本政府は、携帯電話から出る電磁波は充分に安全な規準を設けているから人体に影響はないとどこかの省庁のホームページに書いてたっけ。最後人体の話になったけど。情弱ってダメですな!

そんな情弱でも楽しめるラストバトルはさすがにアタマおかしかった!!!!!
でもアタマおかしい映像を見せられてるのに何故か懐かしさでホッとした!!!!!
完全にいつものやつ!!!!!ってなった!!!!!