勝ったのは農民だ

ロボット2.0の勝ったのは農民だのネタバレレビュー・内容・結末

ロボット2.0(2018年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

日本での劇場公開館数はものすごく少なかったみたいですが、自分の中では『ターミネーター ニューフェイト』よりも観たかった今作です。😅

前作はすごく好きですからね。
ただし、あくまでもここのスコアは“自分の好き嫌いの度合い“で決めていて、基本的にインド映画に関してはスコアが高くなりがちです。⏫

“インド映画らしさ“とか“馬鹿馬鹿しい笑い“が自分は大好きです。
気軽に他人にはオススメしませんが…。🙇🏻‍♂️

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【ただ、続編を作ると聞いた時は、かなり不安要素はありました。】

⑴事前情報として、今作は『パッドマン/5億人の女性を救った男』(あれも好きです。)の主演アクシャイ・クマールが悪役だと聞いてビックリしました。

5億人の女性を救った男が、今度は大虐殺をすると思ったからです。🤔

⑵何より、前作でインド国内に大規模な損害を出して、「人類には必要ない」と判断されたのに、なんでチッティがまた蘇るのか❓が謎でした。

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【加えて、今回は前作以上にツッコミどころがあります。】

❶そもそも、前作のラストでチッティを起動停止して政府に没収されたのに、博士が新しい相方:ニラーを開発している時点で全く意味が無いんです。🤷🏻‍♂️
❷そのニラーって女性ロボに嫉妬する奥さんもどうかと思いますけどね…。

❸しかも中盤で博士はチッティを違法な行為で解放して、
❹“チッティに問題が無いと判断されたら軍用ロボットとしてチッティを500体生産する“って政府側の掌をひっくり返したような判断にも疑問でした。🤔

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【単純に、前作より”気持ちよさ“が後退しています。】⤵️

前作から薄々気づいていましたが、このシャンカルという監督は、絶対に昔のハリウッドのブロックバスター映画、特に『ターミネーター2』が好きですね。🕶

倒したと思いきやまた再生して追いかけてくる敵のくだりなんて、完全に『ターミネーター2』の液体ターミネーターのそれを連想しました。

それから、リドリー・スコット監督の『エイリアン』のオマージュかもしれませんが、腹を飛び出して出てくるスマホ📱のシーンとかは、正直言って、エグくて気持ち良くなかったです。😰

前作より気持ち良くないんです。そこが問題です。☹️

❶前作も含めて人が沢山死ぬのもギャグにする映画は必ずしも嫌いじゃないんです。

❷それに、今回はアクシャイ・クマールが悪役なので、彼にも観客が同情するような役柄としての見せ場が中盤にしっかり用意されています。
本来ならあの悲しいシーンは好きです。😢

❸ちゃんと、「人と鳥との共存」「人類だけの利便性を追求したことによる功罪」って社会的メッセージが含まれているのも好きです。🕊

ただ、そういう要素を含んでしまった為に、前作みたいな馬鹿馬鹿しい笑いの娯楽要素は少し後退した気がします。残念です。⤵️

それにアクシャイ・クマール出演作としては、やっぱり『パッドマン』の方が純粋に好きです。🇮🇳

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【『バーフバリ』に次ぐインド国内の歴代興行収入を記録】

ここまで色々文句を言いましたけど、今作は決して嫌いにはなれないです。😅
前作以上に迫力があるCG丸分かりだけどド派手なバトルシーンは好きです。
Wikipediaによると、インド映画で歴代最高額の製作費を費やして、ちゃんとヒットさせたみたいですから。💷

個人的には、
好きな『マダム・イン・ニューヨーク』でなヒロインの旦那さんを演じていたアディル・フセインという俳優が、今回は重要な大臣の役として登場したのがサプライズでしたし。
おそらく今作のさらに続編『ロボット3.0』(勝手にタイトルを予想)が公開されるような予感のラストでしたから、そこでも彼は大臣役で出演するでしょう。

続編『ロボット3.0』が日本で公開される時は、竹内力さんを宣伝に起用してほしいですね。
どう観てもチッティに似ていますから。🕶