Tom2022

ジョジョ・ラビットのTom2022のレビュー・感想・評価

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)
3.5
これ、評価の高い人気の映画なんですね。コメディと言うか、戦争映画と言うか、子供の視点で描かれた第二次世界大戦下のドイツでの映画です。

ドイツ人の10歳の少年であるジョジョは、ナチスへの忠誠心が高く、空想上のヒトラーの手助けを得ながら、兵士になるための訓練を受けています。

母親と暮らしていたジョジョは、ある日、家の中に隠し部屋があることに気づきます。なんと、そこには、母親がひそかに匿っていたユダヤ人の少女(トーマシン・マッケンジー)がいました。

ジョジョがだんだんとこの少女に抱く恋心がいいですね😄。それによって、ナチスの行動やユダヤ人への差別などに疑問を持つようになります。子供の素直な気持ちと、自分の考えとの間の悩みがうまく描写されているところがいいなと思います😄。

このユダヤ人少女を演じているトーマシン・マッケンジーは、とてもかわいらしいですね😄。どこかで見た事あるなと思ったら、「ナイトインソーホー」で踊っていた彼女だったんですね。ちなみに、この映画でも、ちょっとですがダンスがあります。

ジョジョの空想のヒトラーは、ユーモアに溢れながらも勢いがある感じだし、戦争を扱っている映画なのに、全体的に硬い感じがなく、軽い感じで見やすい映画でした。

なお、「ジョジョ・ラビット」というタイトルは、訓練でウサギを殺害することが出来なかったために、ジヨジョ付けられたあだ名です。

さて、こういう映画を見るとよく思うのですが、ドイツ人が見たらどう感じるんだろうなあ。やっぱり彼らも笑いながら見ているのかなあ🤔。
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