パラサイトに続き最高の映画に出会えた。いい映画ってカメラワークとか構図がめちゃくちゃ良くて最初から最後まで引き込まれる。
ユーモアで展開しつつも事実は事実としてしっかり描き、最後はユダヤ人を優しく救ってくれていて、なんかワンハリのタランティーノみたいで本当にグッときた。
ナチスとかホロコースト関連の映画っていっぱい作られてきたけどこんなにも優しい作り方は初めてみた。
多分当時はジョジョみたいに当たり前のようにナチの思想を持つ子供ばっかだったんだろうな。改めてナチスの恐怖を感じたし、これはワイティティからのなにも知らない世代への警告のようにも感じた。忘れるなと言わんばかりの演技だし脚本だった。
でも、今作の何も知らないナチス教徒の子供がお腹の中が蝶でいっぱいになることを理解して愛を知って踊る。もう最高でした。ワイティティやっぱ凄い。あとヨーキが出たら目に可愛いて優しくて愛くるしかった。