モンティニーの狼男爵

ジョジョ・ラビットのモンティニーの狼男爵のレビュー・感想・評価

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)
5.0
このキャッチコピーは上映後に叫びたい!
愛は最強✌!!!

第二次世界大戦末期、愛国心溢れるジョジョの無邪気さとスカーレット・ヨハンソン演じる母親の奔放っぷりに頬が緩む。
心の友は崇拝するアドルフ・ヒトラー、2番目の親友はおっちょこちょいなぽっちゃりヨーキー。そんな彼等と過ごすジョジョはある日、誰もいないはずの2階で匿われているユダヤ人少女と出会う。

無知から来る盲目的な愛国心から抜け出し、本当の愛に気づき始めたジョジョのその目に世界はどう映るのか。

終盤のシーンのあのバランス感覚は天才的だ、「魅入る」とはこの事か。
フォックスサーチライトの安心感に救われる。

晴れやかな涙でおよおよとエンドロールを眺めていたらヒトラー役の演者に少し笑ったからまだ知らない人は注目して欲しい。

てか、17日公開の作品すげぇのばっかだな!