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ジョジョ・ラビットのりのあのレビュー・感想・評価

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)
4.0
これ、どうレビューしてよいかわからない。
第二次世界大戦中のドイツのお話ですが、10歳の少年ジョジョの目線で描かれていて、彼の空想のお友達はアドルフヒトラーである。
この空想ヒトラーを監督でもある、タイカ・ワイティティが思い切り弾けて演じていて、序盤から大笑いである。
悲惨な戦争映画と思いきや、かなりユーモアたっぷりな感じで、ジョジョが所属する少年兵士団?の教官クレツェンドルフ大尉役のサム・ロックウェルも片目を失い前線から退いて、やむなく子供相手に教官してるよ〜的な、ダメっぷり。

なんだ、そんなお気楽な感じで見られる作品かと思いきや、時々悲惨なシーンが打ち込まれるので参った…
笑えて悲しくて驚いてほっこりして…
感情が激しく揺さぶられてしまい、どう評価していいのかよくわからない。

そんな作品を10歳の少年が見事に主演していて、それはもう絶賛である。
タイカワイティティ監督が、主役ジョジョのオーディションでローマングリフィンデイビスは大勢の中の最後の方にきたけど、すぐに主役候補になったと言っていたのも納得である。見た目もとても可愛いしね。前髪がクルクル。
ジョジョのお友達役の子も面白くて良かったし、ユダヤ人少女役のトーマシンマッケンジーも良くて、子役の活躍無しにはこの傑作は生まれなかったね。

そしてね、スカヨハですよ!最近マリッジストーリーを見たばかりで、その時も少年の母親役でしたが、今作もジョジョのお母さんです。なんて母親が似合うの!!凄く良かった!!この映画ではジョジョの父親は1度も出てこないけれど、私の中の空想でお父さんはアダムドライバーに違いないと思ってました(笑)

サムロックウェル。昨日のリチャードジュエルでは、弁護士役。
今日はダメ教官…だったけど、素敵だった。私のマイブーム、サムロックウェル!

どうレビューしてよいかわからないと書いた割には長々と適当に書いたな(笑)
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