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ジョジョ・ラビットのはまたにのレビュー・感想・評価

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)
4.6
『天才スピヴェット』『リトル・ボーイ 小さな僕と戦争』と並べて、ピュアピュアチビ助少年ボーイのカラフルフェアリーテイルコメディと名付けたくなる一品(長い)。

特に後者との共通点は多く、①第二次世界大戦を背景に、②ピュアな思い込みを抱いた弱虫少年が、③親の愛情をたっぷりと受けながらも、④激動の時代に翻弄され、⑤その最中に出会った"敵"との交流を通して少しく成長していく。⑥憎しみを超えて、悲劇を超えて。違いはドイツ人少年かアメリカ人少年か、ユダヤ人の女の子か日本人のじいさんかみたいなもんで。

ということで、ジョジョ・ラビットが気に入った人はリトル・ボーイも観てみてください。しかし、両者の決定的な違いはヨーキーの存在だな。あいつ可愛すぎる。卑怯。そこだけは圧倒的にジョジョ・ラビットの勝ち。
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