スチールラグ

ジョジョ・ラビットのスチールラグのレビュー・感想・評価

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)
4.0
きれいなブリキの箱を開けたら、
ファンタジーの詰まった宝箱だった話。

緑や赤、黄色に青、色とりどり。
甘いキャンディーもあれば、苦い丸薬もある。
心踊る笑いもあれば、張り裂けそうな辛さもある。

もっともきれいだったのは、スカヨハ演じるジョジョの母親だった。
こどもの前で父親を演じてみせるシーンが愛に溢れている。

一方、あの人物を笑いで演じるというリスキーな役柄を自ら演じた監督にはなんだか覚悟すら感じる。

単なる風刺ではなく、徹底的な反戦映画だと思いたい。

「ジョジョ・ラビット」MOVIXさいたま20200124
スチールラグ

スチールラグ