やっぱり、トロントで選ばれた作品は外さない。
観るものに迷ったら、トロントから選んだりするもんな~。トロント大好き。
子役は子供らしくしなくちゃ不自然、大人の手が入ってる、なんて言われる。
でもこの作品では、この子が″大人ぶってる″のが、めちゃくちゃいい。手紙が特に最高。
「ジョジョ・ラビット」という響きと、コミカルなポスター、それにオープニング。『ラビット』ってなんなんだろ?って。
そしたら知らないうちに、観る前から彼を嘲笑っていた感覚になって、ハッとした。
街中での戦いは、とても不思議な感覚だった。笑っていいのか?でも笑えるんだけども。(全体的に、コメディとシリアスのメリハリを、ちょっとミスってる気もするんだ…)
そして、彼はラビットだった。
最後まで、かわいいふわふわなウサギを、ギュッと抱き上げたくなるような、そんなラビットだった。
びくびく震える彼を、「大丈夫、愛に満ちた君はやさしい」と、抱き締めてあげたくなるラビットだった。
愛に勝るパワーはない。
p.s.サムロックウェル様は、またいい役貰われた。また更にファンになってしまう。
そろそろ子役にも主演男優賞あげていいと思うな。