とか26

ジョジョ・ラビットのとか26のネタバレレビュー・内容・結末

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

❶2020/02/08🎞
❷2020/07/04
❸2020/12/31

こうなってほしい展開が
いくつか省かれていたのは残念だったし、
思ってたより描かれる世界は狭かった。
だけどこの
柔らかい毛布に包まれたような
観賞後の気持ちはなんだろう。。

可愛すぎる服装、
チャーミングな音楽と
それを使うタイミング、
10歳の子どもと
少し大人っぽいお姉ちゃんって組み合わせ、
芸術性に寄り過ぎてない
ウェス・アンダーソン的な色彩。
映像作品としての質がとにかく高い。

特報が出たときの
「ヒトラーで遊ぶとか最悪な映画だな…。」
っていうイメージを
ここまで覆されるとは思わなかった。

スタートからコメディ全開、
ポップでとびっきり明るい映像表現。
大人も子どもも
みんな着てる衣装がとにかく可愛げ満載。
血が通っていることを
確かに感じるキャラクターたちの姿。
役者陣の佇まい、
描こうとしているテーマ。
幼稚にも見えるほどの、
正直で純粋過ぎる監督の掲げる主張。
とにかく優しい匂いがする映画でした。
分かりやすく見事な演出も好きだった。

戦場になる街。
この時代にあんな
【ライフイズビューティフル】みたいな
映像を観れるとは思ってなかった。

映画観る前は主人公の男の子が
ブリキの太鼓の男の子っぽく見えてたけど、
全然違って可愛かった。全然違った。

ありがとうございました❗️
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