こんな色鮮やかな第二次大戦ものドラマは初めて！
コメディとは言え、ポップな戦時中！
朗らかなジョジョ少年を通じて見る敗戦迫るドイツ。
冒頭、ハイルヒットラーと連呼しながら、楽しみにしていた訓練キャンプに駆け出すジョジョ。ビートルズの「I Want To Hold Your Hand」で盛り上がる。（ドイツ語版なんであったの？）
ジョジョのやることなすことキュート。もう1人のジョジョ、イマジナリーフレンドのヒトラーも10歳程度の知能のおバカヒトラーw
ジョジョのお母さん（スカーレット・ヨハンソン）は戦時中とは思えないほどファッショナブル。
あと不死身のヨーキー、愛しくて家に連れて帰りたいw（そう言えばあいつ「唯一の味方は日本だけどアーリア人とは思えない」とかブツクサ言ってたね）
そして鉤十字はためくドイツの市街は、不謹慎にも美しい。
ジョジョの成長は頼もしく、時に感動して涙がこぼれ、最後は愛が溢れる。
素晴らしいには違いないのだが、どうしても引っかかってしまうのは、全編台詞が英語なこと。
メッセージ性は共感するし、カラフルに語られる戦争映画は新しい。だが、戦勝国の母国語で喋られると、少しだけ大きなお世話感が自分の中で漂っちゃうのよね〜💦
そんなことない？
