第二次世界大戦という戦時中の映画で、ここまでコミカルに明るく描いた作品は観たことがなかった。もちろん良い意味で。
お腹の中が蝶でいっぱいになる感じ。なんか奇妙で嫌だけど、なんか嬉しいかもしれない。そんな曖昧な表現が素敵でした。
自分で歩くにはまだ幼い少年。母親に結んでもらうも、意地悪もされる。だから階段も登れない。なんやかんや先ゆく母には勝てないものね。
たくさんの蝶を結んでいくことで、愛を知り、幸せを知る少年。好きな人のためなら不格好な蝶々結びでも。そして生まれたての蝶のように2人で世界へと舞うのでした。🦋